後継者に株を持たせつつ、影響力は残しておきたいとお考えの経営者の皆さま
種類株式を活用してみてはいかがでしょうか?
種類株式の導入効果は、魅力があるものです。
しかし、他の株主の権利を奪うためデメリットもございますので、他の制度を組み合わせてきちんと対策を立てて導入することをオススメいたします。
<種類株式活用の主なデメリット>
・優先配当などのメリットを与える必要がある。
・きちんと株主総会を運営しないと、株主代表訴訟を起こされる可能性がある。
・種類株式の内容は登記されるため、対外的な評価を考慮する必要がある。
・支配権を持った株主に相続が生じると、予期せぬ株主に支配権を奪われる可能性がある。
御社に、複数の株主がおり、一筋縄で後継者に株を承継させることが困難な場合の方法です。
上記の種類株式を活用する方法以外にも、信託を事業承継の一手法として活用することができます。